七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉があり、その中で市中区に200処、歴城区177処、長清区89処、章丘市143処、平陰県36処の名泉があることが書かれた。それらの名泉を、泉水の地質構造、流域の範囲、相対的な集中の分布、泉の数が多く、噴出する時間が長く、自然景観が良く、及び、今後の開発や保護や管理に対してやりやすいなどの要素を考えて、泉の群れを十組に区分した。その十組の泉の群れのなかにもっとも有名な泉は七十二処を選んだ。“七十二名泉”は真珠のように、それらの泉の群れにこぼれたみたいである。
区分した泉の群れはそれぞれホウ突泉、真珠泉、黒虎泉、五龍譚、百脈泉、洪範池、白泉、涌泉、玉河泉、、袈裟泉、で命名した。
ホウ突泉
・ホウ突泉の泉群
済南市の中心に位置し、東の方は“泉城広場”に面している。17万平方メートルの範囲内で28処の名泉がある。それらの名泉の中で“七十二名泉”に入れるのはホウ突泉、金線泉、皇華泉、柳絮泉、臥牛泉、漱玉泉、馬跑泉、無憂泉、石湾泉、湛露泉、満井泉、登州泉、杜康泉、望水泉の14処である。特に、ホウ突泉は歴史が長く、噴出量が多く、環境が美しく、豊かな文化内包を持つことなどの優位を占め、“天下一の泉”の誉れがある。
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。