液化天然ガスをエネルギーとした客車が済南でこの春運行へ
山東交通運輸集団が購入した11台の海格LNG客車が生産地の蘇州から済南に到着した。液化天然ガスのみをエナルギー源にする客車が初めて済南市でこの春から運行されることになった。
海格LNG客車は蘇州金竜客車会社で製造され、36人が乗れる。よく見られるバスと違ってディーゼルを使わずに液化天然ガス(LNG)をエネルギー源とした。安全、環境に優しい、居心地のよい、経済的などの優れたところを持っている。
海格LNG客車は二つの液体ガスボトルを持ち、一つのボトル中には500リットルのガスが入る。これは約320立方メートルのガスに相当する。その二つのボトルを満タンにすると少なくとも1200キロを運転できる。最長1600キロ走ることができる。実験では燃料のコストを20%以上を下げることができた。また、ガソリンやディーゼルと比べて、LNG客車では有害物の排出量が90%以上減り、 ゼロエミッションに近づけることができる。
専門家によれば、液体の天然ガスは空気より軽くて、自然発火温度が650度から680度ぐらいで、ガソリン(228℃-471℃)、ディーゼル(200℃-300℃)よりはるかに高くなっている。わずかな漏れはすぐに大気に拡散されるので使用には非常に安全である。(編集:ガエン)
「舜網日本語版」
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。