大明湖
大明湖は済南市中心、古城の北部に位置し、古来より「四面に蓮の花三面に柳、一城の山色半城の湖」という漢詩で大明湖の風景を形容する。蓮の花は済南市の花で、柳は済南市の木である。大明湖は隋唐代には“蓮子湖"、"歴水陂"で命名し、宋代には"西湖"の名を付けた。金代になって、"大明湖"と呼ばれるようになった。
大明湖は珍珠泉、濯纓泉、王府池などの泉から湧き出る湧水が集まってできた天然の湖で、湖面積57.7ヘクタールで、約古城の四分の一をしめている。湖水の深さは平均2メートル、最も深いところは4メートルである。“蛇を見つけない、カエルが鳴かない;長雨があっても漲らない、長い間雨が降らない時でも涸れない”と言うのは大明湖の二つの特有のところを表した。泉水は南岸から流れ込み、いっぱいになったら北岸の北水門へ流れ出し、湖の底は水が通らない火成岩からなっていることにより大明湖は“長雨があっても漲らない、長い間雨が降らない時でも涸れない”と言えるし、いつも比較的に固定の水位を保っている。
湖中には蓮が栽培され、蓮の名所でもあり、園内には一閣(北極閣波)、二園(遐園、秋柳園)、四祠(稼軒祠、鉄公祠、南豊祠、匯泉祠)、十亭(玉涵亭、鴛鴦亭、小滄浪亭、八角亭、九曲亭、望湖亭、浩然亭、湖心亭、歴下亭、月下亭)などの約30所の名所旧跡ガある。北の畔にある北極閣は800年の歴史があり、中には水を司る神様、四方神の減武帝が祭られている。大明湖観光のとき、観光船が利用でき、歴下亭のある島まで行かれる。歴下亭は李白と杜甫が遊んで、詩を作ったことがあるから、大明湖の名所になった。
「ネット編集」ガエン
「舜網日本語版2011-09-22」
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。