千仏山
千仏山(せんぶつざん)は、済南市の南に位置し、標高は258m、面積は166ヘクタールあり、済南三大名勝の一つ。山の中に古木と松柏などは青々としていて、東西にそれぞれ300段前後の登山道があり、中腹から北を望むと、済南市内全景と大明湖を見渡すことができる。天気のいい時、黄河も見られる。
千仏山は本々“歴山”と呼ばれ、春秋時代には“靡笄山”、戦国時代には“靡山”、南北朝には“舜山、廟山、舜耕山”と呼ばれていた。隋の開皇年間(581年~600年)代に仏像が開削され、“千仏寺”が建てられてから次第に“千仏山”と呼ばれるようになった。
唐貞観年間(627~649年)代に修築され、“千仏寺”は“興国禅寺”となった。中華人民共和国が成立した後、1959年に公園となった。
“興国禅寺”と儒教、道教、仏教が一つに統合された“歴山院”は千仏山の腹にあり、興国禅寺の裏には最古とされる隋代の石仏が60余りあり、千仏山の南側には隋代の仏像が130余りある。境内には大雄宝殿、観音堂、弥勒殿、対華亭があり、山頂には、舜帝詞、魯班詞、文昌閣などがある。また、千仏山の下には極楽洞、黔婁洞、竜泉洞があり、その中でも極楽洞の16ある仏像の高さは最高で3メートルに達する。
改革開放以来、千仏山は急速に発展してきて、1995年千仏山は山東省政府により、“全省七大風景区”の一つとなった。万仏洞、桃花園、瀛労園、客運索道、奇能滑道、十八罗漢、卧仏、ゴルフコースなどが次々に建てられ、今まで、千仏山はもう山や林や名勝旧跡と一体化とし、完全なサービスが備え、一定の規模のある観光地となっている。
「ネット編集」ガエン
「舜網日本語版2011-09-22」
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。