山東棗庄：合作社に土地を蓄え　農民は耕作すれば給料をもらえる

   土地を商品になり、貿易所でその経営権を貿易し、それは棗庄、ひいては全山東省が推薦している農村土地合作社である。その中の三つの問題を解決した。外出し、アルバイトをしに行く農民は耕作に心配しなくてもよい。荒れている土地は使うようになった。土地を出して、外出ができない農民は“農業工人”に変身した。

　農民たち喜ぶ“収入が前より何倍も増えた”

   9月20日午後、棗庄市山亭区山桑村鎮任庄村民任安喜さんは本新聞の記者に“入社”の事について興奮に話した。任安喜さんはそう言った“合作社に入った後、去年毎畝の土地貸し賃は900元で、他に600元の配当があった。耕作などをすれば別の給料ももらえる。今年の収入が前より倍に増えた。

　任安喜さんは“入社”のことについて説明した。やり方法は農村分散した土地を集めて、農村土地所有権（国に属する）や土地請負経営権（農民に属する）や土地農業用途（農業生産に使う）が変わらない前提として、土地産権制度改革を実施する。その本質とは、ばらばらになったものをまとまって1つにすることである。それで、農業の規模化経営を実現する。任安喜さんは“土地を銀行に蓄えたみたい、利益だけ待てばいい”と言った。

　本新聞の記者のわかったことより、土地を合作社に蓄えた農民はその土地の貸し賃及び配当をもらえる。任安喜さんはその合作社で日給をもらっているパートである。ふだんは農業基地で仕事もやるし一日五十元がもらえる。

　専門家は産権証と大土地についての解説

　任庄村農民が土地産権貿易を実現することは以下3段階に分けて進めなければならない。第一、自分の状況によって自由に土地合作社に加入するのを申請する。第二、農業合作社は申請を提出した土地の審査を行い、「農村土地使用産権証明」を配布する。第三、証明をもらった人は産権期間内で株を買うとか、担保貸しをするなどのことができる。

   山亭区経済管理局の戴金山局長は、合作社は農村土地使用産権を確認した後、農民に「農村土地使用産権証明」を配布する。まず、証明を持った人はその土地の使用、経営、譲り渡し、またその土地の価値を株で計算し、買った株を資本として、株経営や合作経営や、担保貸しの形で貿易する。ほかに、土地合作社また広い農耕地を持ち、結構大規模な農作業をしている個人が土地使用権をもらったら、全員の土地使用権産権証を使って、土地産権交易機構から総土地使用権証明を申請することができる。その総土地使用権証明を使って金融部門から担保貸しができると指示した。

　中国大学農業と農村発展学院副院長曾寅初教授から、棗庄市土地改革は土地使用権の資本化を実現したと言った。

ネット編集:ガエン　

舜網日本語版2011-09-28