世界初の「エネルギー消費ゼロ」住宅が山東省徳州で稼動
世界初の「エネルギー消費ゼロ」住宅が28日、山東省徳州太陽谷で稼動した。「ダグラス荘」と名づけられたこの住宅は米国の太陽エネルギー建築の父、省エネ建築士のDouglas氏の夢の結晶だ。
総面積1252平方メートルの同住宅は「エネルギー消費ゼロ」を設計と建造の基準とし、太陽熱温水や太陽エネルギー利用の冷暖房、鵞卵石の蓄熱、サンルーム、省エネガラス、保温効果の高い保温壁、無線リモートモニタリングなど12の省エネ技術を採用。太陽エネルギー蓄積技術を利用して、春や秋に生じた熱量を地下室の鵞卵石構造の蓄熱体に貯蔵し、冬になったら保存した熱力を取り出して暖房に利用することで1年に標準炭43.3トンを節約可能で、二酸化炭素の排出を115.3トン削減する。中国の伝統的な園林建築と現代の太陽エネルギー技術を結びつけ、「エネルギー消費ゼロ」を実現する。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年9月29日
「エネルギー消費ゼロ」の「ダグラス荘」では、照明や冷暖房が全て太陽エネルギーでまかなわれる。 |
「エネルギー消費ゼロ」の「ダグラス荘」の屋根。一面に太陽エネルギー集熱器が設置されている。 |
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。