威海市、“海底森林”を造営し、区域生態環境の質を改善へ

   区域生態環境の質を改善するため、山東威海市は、小石島海洋保護区海域内で、海藻を移植し、面積30ヘクタールの“海底森林”を造営する。威海市海洋環境観測センタによると、海洋生態環境の保護を促進するために、小石島海洋保護区管理委員会は区域の海洋環境の現状と既存技術レベルに従って、区域内の生態環境回復区で30ヘクタールの人工藻場を造り、昆布、大葉藻、ウミトラノオの三種の藻類を移植し、野生ナマコ、ホタテガイなどの本地品種である海珍品を増殖させる。

    海藻は生育過程で無機塩を有機物に転化して海水を浄化する働きをし、魚やエビや貝などの海洋生物に繁殖、発育、生息する場所及び豊富な餌を与えることができる。また、海藻は根が発達しているため、海砂を固定し、その周囲の組成物を安定させることができる。今回の海藻移植の事業は保護区海洋環境の改善を通じて、区域生物種の多様性及び生物量を増やし、さらに、長期的に有効な持続可能な発展の達成を目指している。　

　この工事は来年に完成する予定である。

ネット編集：ガエン

舜網日本語版2011-10-14