山東省、海陽市-即墨市を結ぶ海上大橋の通行料を免除
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山東省海陽市交通局は、年末に開通を予定している海陽市と即墨市を結ぶ海上大橋に5億元(約60億円)を投じ、通行料を免除すると発表した。海上大橋で通行料を免除するのは稀なケースだ。人民日報が報じた。
同海上大橋は2009年3月に正式着工し、「丁字湾」を跨ぐ。同海上大橋は現在打設を完了し、ケーブルを取り付けている最中だ。同海上大橋は海陽市政府が投資を行うが、検討の結果、通行料の免除を決定した。
海陽市交通運輸局の孫彦松副局長は、「同海上大橋を利用するより10キロ以上遠回りになる陸上では、青島市-威海市の一級道路に料金所が1カ所あるが、毎年の通行料収入は1800万元(約2億1600万円)以上に達する。そのうちの約半数の車両が同海上大橋を利用すると仮定すると、通行料収入は7~800万元(約8400~9600万円)と見積もられる」と説明した。
「通行料収入は道路のメンテナンスに充てられる。通行料免除は大きな損失のように見えるが、それにより海陽市にもたらされる経済効果は大きい。海陽市から青島市までは 丁字湾を回る必要があったが、同海上大橋が完成すると、走行時間が40分以上短縮される。青島市、煙台市、威海市の半日ツアーも実現される見通しだ」(編集YF)
「人民網日本語版」2011年10月21日
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。