済南市で図書館の分館が53ヵ所建設される
2007年以来、済南市図書館では国内外の市立図書館の先進的な経験を参考し学習してきたことをもとに、「分館制」という新しい方式の模索を始めた。この方式は済南市図書館を本館とし、所属関係及び現行の財政体制を変えないことを前提とした上で、立地条件や私設環境が条件を満たす区立、県立図書館、企業の私立図書館及び社区の図書室を分館とし、ネットワークを形成する。これを基礎に書籍を分かちあい、サービス水準の向上を図ることを目標としている。これにより書籍が共有され、それぞれの図書館の長点が互いに補足される新型の図書館連合体が形成される。現在、済南市図書館の分館及び移動図書館の数は53にまで達し、すべて健康的で活力のある発展態勢を見せている。これは「分館制」の方式が成功したという証明であると言えるであろう。「済南政府網より」
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。