相場が高騰する春節のお年玉、若い親たちには大きな負担
人々の生活水準の向上や物価上昇にともない、お年玉の相場も高騰している。山東省済南市では100--200元では恥ずかしくてとても出せず、今年は最低でも400--500元が必要だ。すでに子どもを持つ多くの1970年代生まれ、80年代生まれにとっては間違いなく大きな負担だ。済南日報が伝えた。
春節(旧正月)直後、インターネットの掲示板ではわが子のお年玉の額を明かす親が少なからず見られた。驚いたことに500元、800元はありふれており、数千元、さらには1万元以上もちらほら見かけた。しかもこうした保護者の大多数は1970年代、80年代生まれの若い世代だ。
「年末のボーナスは7000元余りもらいましたが、計算してみると、お年玉に最低でも6000元必要でした」と、80年代生まれの李さんは複雑な思いで語る。お年玉にこれほどの出費は初めてだと李さんは言う。原因としてはまず、物価上昇がある。昨年のように300元ではおそらく何も買えない。だがそれより大きいのが「面子」の問題だ。「去年は従兄の家の子に300元あげましたが、後で他の人はみな最低でも500元あげていたことを知り、とてもばつが悪い思いをしました。それで今年は800元にしたんです」。
「今年の春節は帰省先で少なくとも10人の子どもにお年玉をあげなければなりません。年に1度のことですから少なすぎてはいけません」。70年代生まれの女性、張さんは国有企業の普通の従業員で、負担もプレッシャーも大きいことを明かした。
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。