中国無形文化遺産生産性保護成果展覧会開幕
展覧会会場内
動物の皮を細工して影絵の人形を制作
2月5日から、北京市の全国農業展覧館で中国無形文化遺産生産性保護成果展覧会が開催されている。
この展覧会は、無形文化遺産生産性保護において、成果が顕著な中国伝統の技術、美術、医薬類など、中国全土から約180項目を展示している。そして、紡績、刺繍、茶、石彫、木彫、切り絵、影絵など、中国文化における貴重な品々が2000件近く出展されている。
各項目のブースでは、国家級無形文化遺産項目代表の伝承人や中国工芸芸術家が、工芸技術を実演し、来場者はめったに見ることができない製造工程を見学できる。
なかでも、景徳鎮の陶器の色付け、ロバ皮や牛皮に細工を施して作る影絵の人形、宣紙制作工程の紙をすく作業、紙に蝋を塗布した色とりどりの蝋箋に絵を描く紙箋加工技術の技には、外国人が足を止めて見入っていた。また、中国無形文化遺産の伝承人から、製造工程の解説を受けることもできる得がたい機会でもある。
景徳鎮の陶器に色付け作業
竹を編んでカゴを作る。山東の伝統手工芸
展覧会は15日まで開催、参観料は無料、いくつかの工芸品は実演販売も行っている。
省都済南

教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.

経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。

歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である

旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。

七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。

済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。