旧暦2月2日、「龍食」を食べて吉祥を願う
今日(旧暦2月2日)は、「龍抬頭(龍が天に昇る日)」と呼ばれ、中国の各家庭では、「龍の気」を採り入れ吉祥を願う。伝統的な食風俗によると、昔の北京の人々は、「龍胆」「竜鱗」「龍耳」などの「龍食(龍にまつわる食べ物)」を極めて重視していた。護国寺の小喫(軽食屋)では、2万個の「龍胆」を用意したという。新京報が伝えた。
2万個の「龍胆」、準備万端
「龍胆」は、中国の人々が「龍抬頭」に食べる伝統的食品だ。大手軽食チェーン「護国寺小喫店」が数年前に「龍胆」をメニューに復活させると、売り上げは急上昇した。同店は今年、昨年比30%増の2万個の「龍胆」を準備した。
「龍胆」はきび粉から作られる。2万個の「龍胆」を作るには、約1キロのきび粉が必要で、きび粉を事前に良く蒸しておき、自然乾燥させて冷ました後、調理する。
護国寺小喫店の馬経理によると、「龍胆」を「龍抬頭」にお客様に必ず供給できるよう、1日早く準備をスタートさせたという。「今日は、午前5時から10人以上の調理スタッフが『龍胆』を作りはじめ、夕方4時、5時まで手が離せない状態だ。これで何とかお客様の注文に対応できる」と話した。
名前に「龍」がつく旧暦2月2日に食べる食品
民俗関係専門家によると、旧暦2月2日に食べる食品の多くには、名前に「龍」がついているという。「龍胆」のほかには、「龍鱗(春餅)」「龍耳(水餃子)」などがあり、麺には「扶龍須」という耳当たりの良い素敵な名前がついている
今年旧暦2月2日の飲食市場では、老舗がさまざまな「龍の気」を採り入れる食品や関連サービスを打ち出しており、北京市民は気軽に食風俗を味わえる。例えば、モンゴル式焼肉で有名なレストラン「助肉季」では、ちょうどこの日に誕生日を迎えた顧客に無料で「扶龍須」をプレゼント、ムスリム料理の「鴻賓楼」では「龍眼牛肉粒」が食べられる。湘菜(湖南地方の家庭料理)レストラン「曲園酒楼」は、薄餅・豚肉・ほうれん草・いり卵で作られた同店オリジナル「龍鱗定食」を提供している。
旧暦2月2日には、「剃龍頭」という風習もあり、理髪店や美容室は大混雑する。東城、通州工商支局は昨日、理美容業界を対象とした特別検査を実施、各店舗で使用されるシャンプー、パーマ液、リンスなど各製品の品質サンプリング検査を行った。
この特別検査で、通州工商支局は、無免許経営店舗2店を取り締まり、中国語表記のない美容製品13点を発見、店舗に販売・使用の停止を命じた。
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。