2013年、中国共産党　反腐敗法制度建設を強化

　　中国共産党第18期中央紀律検査委員会年次会議が閉幕した。23日発表された会議コミュニケによると、今年、中国共産党の反腐敗事業は引き続き腐敗に対し強い態勢で臨み、指導機関と指導幹部の職権乱用、職務怠慢、汚職・賄賂、腐敗堕落事件を厳しく調査処分すると共に、権力の行使に対する制約と監督を強化し、腐敗に反対し、清廉を提唱する法制度の建設を推進していくという。

　　中国共産党第18期中央紀律検査委員会第2回全体会議は21日、22日、北京で行われた。今回の会議では、現在の反腐敗の情勢を分析し、共産党の紀律、特に政治紀律を厳格化し、指導機関と指導幹部の態度を確実に転換し、反腐敗活動の中で突出した問題を真剣に解決すると共に、腐敗の懲戒と予防システムの建設を全面的に推進し、「腐敗の懲戒と予防システム健全化計画2013-2017」を制定し実施した。会議では、「共産党全体が憂患意識、リスク意識、責任意識を強化すべきであり、断固として風紀を粛正し、腐敗が蔓延する勢いを確実に抑える一方、長期的な作戦思想を樹立し、腐敗が繁殖する土壌と条件を根絶し、反腐敗活動の実際効果で清廉政治の建設を絶えず推進しなくてはならない」と強調した。

　　会議はまた、「紀律監察機関は、中国共産党中央委員会が業務態度の向上のために作った『8項規定』を日常的に貫徹、実行し、監督検査条項と紀律違反処分規定を作り、市民の訴えを真剣に受け取め、日常的な監督を強化し、それぞれの要求を実現し、市民の周囲にある不正の気風と腐敗問題を真剣に解決すべきだ」と指摘した。