正規版「巨大な黄色いアヒル」が9月に北京で展示
今年の北京国際デザインウィークの主賓都市であるオランダのアムステルダムから22日、北京に大きなプレゼントがあった。巨大な黄色いアヒル「ラバー・ダック」の父であるオランダの有名芸術家フロレンティン・ホフマン氏がデザインウィーク組織委員会と正式な契約を結び、世界で話題を呼んでいる「ラバー・ダック」が今年9月北京に姿を現すことになったのだ。中国新聞網が伝えた。
「ラバー・ダック」は2007年に高さ26メートルの最初の作品が誕生以来、ホフマン氏と共にアムステルダムを発ってブラジル・サンパウロ、日本・大阪、英国・ロンドンなど10カ国13都市を相次いで訪問し、行く先々で大変な注目を浴び、現地の観光と小売業に多大な貢献をした。
今年5月に香港のビクトリア・ハーバーに「ラバー・ダック」が姿を現すと、香港中、さらには中国中で「アヒル追っかけ騒動」が巻き起こった。「ラバー・ダック」がビクトリア・ハーバーに到着して以降、周辺店舗の来客数は倍増。この巨大で愛らしい黄色いアヒルは一か月で市民や観光客800万人を引きつけた。
残念なことに「ラバー・ダック」の香港到着後、中国ではその巨大なビジネス価値に目をつける業者が続出し、いくつかの都市で各種のパクリ品が出現しさえした。北京国際デザインウィーク組織委員会弁公室の曽輝副主任によると6月1日の子どもの日だけで各種のパクリ品が杭州、武漢、天津、重慶などに出現した。
こうした背景の下、ホフマン氏のデザインウィーク組織委員会との今回の北京での話し合いでは著作権の保護も重要な話題となった。北京国際デザインウィークの著作権保護上級顧問を務める王軍弁護士は「機に乗じて立ち回り利益を得るいかなる行為も創作者に対する尊重を極めて欠き、中国クリエイティブ産業の健全な発展も脅かすものだ。このため組織委員会は『ラバー・ダック』の北京訪問について、すでに一連の著作権保護措置を定めた」と語る。
ホフマン氏は「『ラバー・ダック』はすでに何カ国もまわっているが、香港到着後に起きたこれほど大きなセンセーションと中国本土での『パクリ版反応』は想定していなかった。今回の『ラバー・ダック』北京訪問で、より多くの中国の人々に『本物の、正規版のラバー・ダック』を見てほしい」と述べた。
ホフマン氏は自分の作品の製作工程に対する要求が厳しく、ラバー・ダックはいずれも展示都市・地区現地で製作している。各地の環境、気候条件に合わせて、作品ごとにサイズや内部構造が多少変わりうる。
今回の北京訪問は展示エリアや環境を現地で確かめ、デザインウィーク組織委員会と製作面の詳細について話し合い、今年秋に最も完璧な「ラバー・ダック」を展示できるようにすることが目的の1つだ。北京城内の湖面に展示することから、高さは10メートル前後に抑えられるかもしれないという。
北京国際デザインウィークは9月26日から10月3日まで北京で開催される。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月23日
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。