藍色経済での段階超越的発展へ、科学技術イノベーションを加速化

　　2日午後、青島市委副書記もつとめる張新起青島市長一行は中国海洋大学を訪れる際に、青島のメリットを活用し、イノベーション基盤の整備と市場化を強化し、国内外のハイエンド人材を誘致、集積し、科学技術成果の産業化を促進し、藍色経済を発展させて、藍色経済の段階超越的発展を促進し、住み良く幸福で近代的国際都市づくりを加速化するようと強調した。

　　張市長一行は同校の労山校区、海洋調査重点ラボ、海洋エンジニアリング重点ラボの整備状況を視察し、また、座談会を通じて、関係者から同校の発展状況及び青島海洋生物医薬研究院の設立準備状況についての報告を受けた。

　　張市長は、青島市第11期党代会は青島における国家使命と本土メリットを踏まえて、「率先的で科学的発展をし、藍色での段階超越的発展を実現し、青島を住み良く幸福で近代的国際都市をつくる」という目標を決め、同時に、都市発展の新た戦略的な布石を打った。前記の目標を実現させるには、全域における統合的計画、創新による発展、インフラ整備を重点に徹底に行う必要があり、なかも創新による発展は科学技術イノベーションをはじめとする各方面の創新のことで、極めて重要な役割を果たす。具体的には、海洋科学技術力を活用し、中国海洋大学のメリットを活用し、イノベーション基盤整備を強化し、国内外の人材を誘致、集積する必要がある。こうして、はじめて海洋科学技術分野における先導的な地位維持、藍色経済での段階超越的発展と全国藍色経済のトップ都市といった目標が実現するとした。

　　また、張市長は、イノベーション基盤を整備するには、市場志向を堅持し、エンジニアリング技術分野でのイノベーションを重要視し、より多くの科学技術成果が実用化できるようにする。同時に、体制メカニズムの創新を重要視し、科学技術人材の意欲と創造性を引き出し、各方面の資源をより整合し、とりわけ科学技術を資本と結びつけるよう工夫し、科学技術成果の産業化を促進し、人材メリットを技術と産業のメリットに転化するとし、同校にイノベーション基盤の市場化と科学技術成果の産業化で着実な成果をあげるようと期待の意を示した。