「80後」の女性、かわいい雷峰人形をデザイン
◆父は「生きた雷峰」
張涼さんは、「雷小峰シリーズは、私情を捨て国家に貢献した父の世代に敬意を表することを目的とし、制作しました。雷峰を利用してお金を稼ぎたかったわけではありません」と語った。彼女にとって、父親は「生きた雷峰」であるという。父親の張雄さんは15歳の時に知識青年として武穴市に下放され、現地で労働に従事した。張雄さんは川で溺れた子供を見つけると、ためらうことなく川に飛び込み、その命を救った。「『雷峰と別れた日々』という映画を見て、父こそが私のそばにいる雷峰だと感じました」
家庭からの影響を受け、張涼さんは幼い頃より、雷峰に親しみを持っていた。しかし時の流れと共に、雷峰のイメージは90年代生まれの若者の間で薄れていき、遠い存在となった。そこで張涼さんは現代的な「雷峰おじさん」をデザインしようと思い立ち、「雷小峰」やその他の家族が誕生することとなった。
華中師範大学教育学院の厳正教授は、「これらのおもちゃのデザインは、現代の特徴や青少年の心理的特徴に合致しており、若者に受け入れられている。これにより、若者が自ら雷峰精神を学ぼうと思うようになった。これは雷峰精神がもつ厳粛さを損ねるものではなく、むしろ雷峰のイメージに親しみやすさを持たせた」と指摘した。「人民網より」
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。