中国北方村落文化遺産の保護事業に関するフォーラム 済南で開催された
2012年6月5日、中国の作家で国務院(政府)参事の馮驥才(フォン・ジーツァイ)氏は、民俗文化の宝庫ともいえる集落が10年間で90万カ所も減っている現状に警鐘を鳴らした。レコードチャイナが伝えた。
5日に山東省済南市で開催された「中国北方村落文化遺産の保護事業に関するフォーラム」(山東工芸美術学院主催)で発言した。馮氏は「古い集落は我が国にとって貴重な文化遺産。民間の伝統文化を今に伝える『博物館』であり、『生きた化石』でもある」とした上で、「近代化の波が押し寄せ、古い集落がものすごい速さで消え去っている」と警鐘を鳴らした。
省都済南
教育
済南は山東省の文化、教育の中心とする。省都のため、多くの高等教育機関が済南に集まっている.
経済の発展
済南は中国近代歴史での第一の商埠を創設し、開港して、近代の中国内陸都市の中で商売と対外開放をする先駆けとなった。
歴史文化
済南市は中華文明の発祥地の1つで、約3千年の歴史を持ち、国に公布された最初の歴史文化名城である
旅行案内
「天下第一泉」といわれるホウ突泉、湖畔に伝統的建築物が残る大明湖、摩崖仏が多く彫られたことからその名がついた千仏山は済南の“三大名勝”と呼ばれる。
七十二名泉
済南は“泉城”と呼ばれる。2005年9月に実施した≪済南市名泉保護条例≫の中に合計645処の名泉がある。
済南について
済南市(さいなんし)は中華人民共和国山東省に位置する副省級市。山東省の西部に位置し、省都として省内の政治、経済、科学技術、文化、教育、旅行、の中心としての地位を占める。